mo_ch’s blog

消えたくなりながらも毎日を踏んで乗り越えるためにゲロを吐くブログ

昼下がりの暗鬱

思春期が終わることはなかった。


別段思春期という言い方をしなくても、

懐疑、否定が持って生まれた私の本質だったのだ。


日々、繰り返される、揺れる電車、雑踏、灰色の街並みに、孤独して浮かぶ自己。


自ら命を絶った者を言祝ぐ感性。よくやったね。君は勇気があったのだ。私もきっとそちらへ行きたいと。


正しくない。


私も、多くの人がおそらくそうであるように、

生きていることを心から祝福できたらよかった。

口に入れるものが今命を繋ぐこと、誇らしく嬉しく思えていればよかった。あるいは、それすら考えずに、当たり前に暮らすことができていればよかった。


それができないまま、コマ送りの人生を坦々と繰り返す。

花のない、芯もない、空虚を繰り返す。


私には何もない。